平成31(2019)年度生徒募集要項を公開しました

山陽太鼓フランス遠征三日目

フランス遠征三日目 天候に恵まれ今日も気持ちの良い朝を迎えました。天気は曇りのち晴れ。毎日朝早くから深夜1時過ぎまでのハードな生活にも関わらず体調を崩す部員もなく順調に過ごせています。今日の予定は朝食後すぐにアグノー音楽院で合同練習。昼食後近隣の教育施設で演奏。移動して高齢者施設での演奏となっており、日中の演奏が中心の日です。

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<朝食会場は中央の四角い建物> 朝食は牛乳やココアの粉をかけたシリアルとパン、バナナやリンゴの果物とヨーグルトという簡単なものですが、毎日昼食夕食がお肉なのでちょうど良い感じです。アグノーの朝の空気は秋口の朝方、山の近くで過ごしたときの空気に似ていてとても気持ちが良いです。

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<左側が宿舎、川を挟んで右側がアグノー音楽院> 山陽太鼓は毎日太鼓の運搬とメンテナンスがあるので、予定よりも30分から1時間は早く動き始める必要があります。そのためにどうしてもタイムスケジュールがタイトになってきます。食事を終えて5分後にはアグノー音楽院へ移動です。でもこんなすてきな景色だと見て歩けるだけでうれしくなります。  

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<2トントラックからの運搬> 太鼓の運搬は毎回この2トントラックからの運搬になります。トラックはいつも私たちを案内してくれる年配の男性、とっても優しいエティエンヌさんが運転してくれます。部員も3日目になると搬入出も素早くなってきました。運搬後桶胴太鼓を締め上げ、練習開始時刻に間に合わせることができました。  

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<リズムバトルを楽しむ部員> 明後日のドラムショーに向けて2回目の合同練習です。昨日の復習から始めて、エディボヨさんのリードでどんどん曲がアレンジされていきます。曲の中程にあるリズムバトルのような場面では、山陽太鼓とウガンダチームのソリストをみんなではやし立てます。音楽表現に言葉の違いはありません。みんな音楽での会話を心から楽しんでいます。  

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<ウガンダチームのメンバー> ウガンダチームが奏でるリズムソロは、ビートに乗りつつも縛られない自由さがあります。  

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<聖ジョセフ学園児童対象の演奏とワークショップ> 昼食後はバスで近隣にある聖ジョセフ学園へ移動し、約40分の演奏の間にワークショップをはさんだ90分のプログラムです。様々な理由でフェスティバル会場へ来ることのできない子どもたちに国際交流体験をさせたいという配慮でこのプログラムが組まれています。年長さん位の子から高校生くらいの子まで、みんな一生懸命演奏を聴いてくれました。大きな太鼓の音に驚いたのか、部員のかけ声が怖かったのか、泣きながら部員に抱きついてきた子が雰囲気を和ませてくれました。少し早めに演奏を切り上げると、子どもたちは部員を取り巻いて抱きついたり、可愛らしい子どもたちとのふれあいに笑顔があふれます。部員が交流会用に用意していたプレゼントを渡しながら、きれいな目をした子どもたちとの心温まる交流会を無事終えることができました。

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<高齢者施設中庭での演奏> 宿舎に戻ると休む間もなく次の会場へ徒歩で移動します。日本で言えば納涼祭のような雰囲気でしょうか。中央のイベントスペースを囲んで高齢者の入所者と家族が座る中、部員は360度の観客を意識して放射状に太鼓を設置し演奏します。

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<「舞和勢!」MC「弾結」笛つなぎ「赫々」> わずかな時間で部員は、どうすれば全方向にいる観客に楽しんでもらえるか、を考えて演奏に臨みました。ちょっとした配慮ですが、その配慮が上手にできたことに、この遠征3日間での部員の成長を感じました。約25分間の演奏でしたが、大きな歓声に包まれて、部員自身も手応えを感じていました。  

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<施設の控え室にて> 演奏を終えて片付けが済むと、控え室でギフトをいただき、部員全員で記念写真。後列右から3番目のオレンジTシャツの女性が私たちを毎日エスコートしてくれるイブリンさん。ジュースと共に、ここアグノーでしか作っていないというパンケーキをいただきました。  

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<施設中庭でアグノーの郷土料理をいただく> 四角いピザ生地にチーズをひき、タマネギとぶつ切りのハムをトッピングしたアグノーの郷土料理は、ぱりぱりしてとってもおいしいので、屋台の前には長い列ができていましたが、エティエンヌさんが持ってきてくれました。アグノー音楽院の子どもたちも聴きに来てくれて、太鼓の運搬を手伝ってくれたり、みんなの優しさがとってもありがたく部員も感謝感激です。  

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<アグノー市内を散歩> 夜の演奏がないので、音楽院の子どもたちが部員と一緒に過ごしたいと申し出てくれたので、一緒に行動することに。この日市内でマラソン大会が開かれており、応援Tシャツが無料でもらえると言うことで、シャツを着てマラソン応援で少し盛り上がった後、市内へ散歩にでかけました。街並みを見て回るだけなのですが、どの建物も趣があり、ほとんどのお店が午後7時には閉店します。コンビニや自動販売機もなく、古いものを大切に使っている様子が伺え、あえて便利さを追求しない姿勢をそこから感じることができました。 少し不便さはあるものの、時がゆっくりと流れている街の雰囲気も魅力の一つだと部員も感じ取っていました。 今日は早めに洗濯を済ませて疲れを取るために10時30分には消灯です。おやすみなさい。