平成31(2019)年度生徒募集要項を公開しました

和太鼓部フランス遠征四日目

フランス遠征4日目 本日は夕方までお休みの日。各チーム日程をずらしてお休みの日が作ってあり、休みの日にどこに行くかはチームが希望を出して調整することになっています。山陽チームはアグノー市の南約20キロ位にある、ストラスブールでの観光を希望し、バスに乗り込んでいざ出発。途中でウガンダチームの宿舎に寄り同じくストラスブールに向かうメンバーが同乗したのですが、ウガンダチームの宿舎は街から約6キロ位離れており、今回日本チームが会場に一番近い宿泊地に割り当てられたのがとても幸運だったことを知りました。私たちは普通に歩いて会場に行き、市内を歩き回ることができますが、他の宿泊地に割り当てられたグループは決められた時間にバスに乗って移動するため、とても移動が大変な様です。 バスに揺られて約30分、11時頃にはストラスブールに到着しました。  

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<ストラスブールのパノラマを背景にパノラマ写真> ストラスブールはアルザス地方の都市として、フランスでも規模の大きな街として知られています。到着してすぐ水門の上から街全体を見渡すと、ストラスブールの美しい街並みが目に入ってきます。右奥に尖った建造物のシルエットがストラスブールの大聖堂(カテドラル)です。  

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<水門近くの大木の木陰で> ストラスブールの街並みはどこをとっても絵になる景色が広がり、ただ歩くだけでとてもおしゃれな気分になり楽しくなります。この大木は何年前からこの場所で街の発展を見続けてきたのでしょうか。  

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<大聖堂へ続く商店街を歩く> 水門から大聖堂まで石畳の古い街並みを歩いて行くと、この地方独特の木造建築物がいまでも手直しされながら大切に使われていて、味わい深い歴史の重みを醸し出しています。写真の左手に見える少しピンク色の建築物は、ライン沿岸で産出される砂岩で建てられており、建築物をバラ色に染めています。  

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<ストラスブールのノートルダム大聖堂(カテドラル)> 古い街並みを30分位歩くと突然正面に大きな大聖堂が姿を見せます。部員全員が感嘆の叫び声をあげるほど、巨大で堂々とした建築物に圧倒されます。水門から結構距離がありましたが、これは一見の価値があります。世界遺産でもあるこのノートルダム大聖堂は今から約1000年前に着工され、424年かけて建造されました。どうやって建てたのだろうと不思議に思うほど荘厳なたたずまいです。  

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<大聖堂の横で昼食> 今日の昼食はフランスパンのサンドイッチとお菓子とリンゴのお弁当なので、まずは大聖堂の日陰で腹ごしらえをします。それにしてもとても巨大な大聖堂を間近に見るとその巨大さに圧倒され、畏敬の念すら感じます。  

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<大聖堂の内部> ちょうど昼食後の時間は聖堂内への立ち入りが禁止される時間だったので、部員全員で内部へ入ることはできませんでしたが、内部はステンドグラスから差し込む光が美しく、祈りの場にふさわしい荘厳な雰囲気に包まれた空間です。観光客の話し声が大きくなると「シー」という放送が入ったのは少しおかしくもありましたが、静寂を大切にすべき祈りの場であることを忘れてはいけませんね。大勢いた観光客はみんな静かになりました。  

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<ストラスブールの遊覧船> せっかくの機会なので部員全員で遊覧船に乗り込み、ストラスブールの街を一周しました。日本語ガイドの放送がついており、代表的な建築物の説明がされる中、約1時間20分かけて街を一周します。 快晴のストラスブールは湿気こそないものの気温は高く、ボート内は冷房が効いており快適な空間となっています。疲れもあってか船が動き始めると数名が睡魔に襲われてしまいましたが、遊覧船の船旅は部員にとって良い休息になったようです。  

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<スタッフの松浦さんが合流> ちょうど遊覧船の船着き場にこの日から合流する予定になっていたWFFMスタッフの松浦さんが到着しました。私たちがボートを下りるのを写真に撮ってくれました。ベルギーから日本を経由して私たちの演奏を聴きにフランスに飛んできてくれました。ありがとうございます。そしてお疲れ様でした。  

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<翌日の打楽器の祭典で演奏する曲の練習> ストラスブール観光から戻って、アグノー市内を散策した後、夕方から再び練習が始まります。今日は明日の打楽器の祭典で、アグノー音楽院の子どもたちと一緒に演奏する曲の譜読みをしました。単純なリズムなのですぐに演奏できるようになりますが、単純なだけにただ真面目に演奏してしまっては面白くも何ともない曲です。部員みんなが自分なりの表現ができるよう、単純なリズムを何度も繰り返して覚えてゆきます。さあ明日はどんな演奏になるのでしょう。  

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<オブロンホール日本チームとして最後の演奏> いよいよ今日の演奏がメインステージで日本チームとして最後の単独ステージになります。みんな悔いが残らないように気合いは十分。これまでの演奏や普段の交流態度が非常に評判が良く、スタッフだけでなく他チームからも日本チームを応援する声が私たちの耳にも入ってきており、部員のやる気も高まっています。  

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<悔いの無い演奏を> 本来20分の演奏ですが、直前にスタッフから、日本は評判が良いので少し時間を過ぎても演奏した方が良い、との言葉をもらい、1曲増やすことに。前のチームの演奏が終わったのは午後10時40分。10分ほど時間が押していますが、日本チームの演奏を楽しみにしてくれているようで、満席立ち見の会場からはだれも帰ろうとしません。1曲目の演奏が始まると歓声が沸き、その歓声に部員も応えようとどんどん熱のこもった演奏になってゆきます。部員は全員が集中して全身全霊で打ち込んでいるのが観客席にも伝わってきます。曲目は「舞和勢!」MC「弾結」笛つなぎ「赫々」の3曲約25分の演奏です。  

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<フランス語でのMC> 初日はたどたどしかったフランス語でのMCも徐々に発音が良くなり、MCが終わると会場から暖かい拍手と歓声が上がりました。  

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<最後のステージ> この度のフランス遠征で毎日演奏してきましたが、日々集中力と気持ちが高まってきているのが部員の表情と観客の反応からわかります。今夜最後の単独ステージということもあり、全員の意識も、演奏レベルも上がってきています。海外遠征は観客の反応が部員の潜在能力を引き出してくれるのです。  

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<最高のパフォーマンスを!> 曲が終わるごとに熱烈な拍手と歓声、「ブラボー」の叫び声に部員全員の表情が変わっていきます。全員の気持ちが一つになり、みんなが最高のパフォーマンスを観客に届けようとしている気持ちが伝わってきます。  

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<スタンディングオベーション> 演奏が終わると同時に客席から熱烈な拍手と歓声がわき起こり、このフェスティバル始まって以来初めてのスタンディングオベーションがわき起こりました。アンコールを求める声がわき起こり、時間はすでに11時10分を過ぎていましたが、アンコールとして「DANコール」を演奏しました。スタッフの表情もアンコールを期待してくれており、一部のスタッフがステージに上って会場を盛り上げてくれました。演奏終了後部員が口々に「今日の演奏は最高に楽しかった」と言っていたように、今日は最高の演奏ができました。  

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<記念写真も興奮冷めやらず> 演奏を終えて片付けが済んでからステージで記念写真を撮ろうとすると、まだ残っていた観客が一緒に写真を撮りたいとステージに駆け上がってきて、興奮冷めやらぬ様子で記念写真を撮りました。すでに日付は変わりましたが、日本チームの演奏を毎日見に来てくれ、応援してくださる観客のみなさんとの貴重な交流の機会となりました。山陽太鼓の演奏を聴いてくださった関係スタッフや他国の代表から、次回もこのフェスティバルやフランスの他のフェスティバル、他国のフェスティバルにも是非招待したいから来てほしいと、うれしいお声がけを頂きました。 部員にとって生涯忘れることのない最高の夜になりました。