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「DXハイスクール」広島工業大学連携授業― Unity環境構築とフォトグラメトリの基礎を学ぶ ―

工学科先端工学コースでは、文部科学省「DXハイスクール」事業による連携授業の第4回を実施しました。今回は、メタバース制作に欠かせないUnityの開発環境構築を中心に学習しました。

授業ではまず、Unity Hubのインストールと、必要なバージョンのUnityエディタの導入を行い、新規3Dプロジェクトを作成。今後の制作に使用する「オブジェクトの配置」「ライトやカメラの設定」などの基本操作についても説明を受けました。

さらに、現実世界の被写体をデジタル化する技術であるフォトグラメトリについて学びました。フォトグラメトリは、被写体を多方向から撮影し、その画像を解析して立体モデルを生成する技術です。授業では、スマートフォンで被写体を撮影し、Meshroom や RealityCapture などの3D化ソフトでモデル化する流れについて紹介がありました。

続いて、作成した3Dデータ(.obj や .fbx 形式)をUnityに読み込み、仮想空間に配置する際のスケール調整やマテリアル設定、ライトの基礎知識について理解を深めました。

メタバース空間を構築するための基礎を固める有意義な時間となり、生徒たちは次回以降の本格的な制作に向けて意欲を高めていました。