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【2年みらい教育コース】比治山大学短期大学付属幼稚園保育体験

普通科2年生みらい教育コースの生徒たちが、比治山大学短期大学の見学と付属幼稚園で保育体験を行いました。

はじめに比治山大学短期大学付属幼稚園の園長先生から、幼稚園の方針や一日の流れなどについてご説明をいただき、その後、生徒たちは4つのグループに分かれ、園児のみなさんとのふれあいをスタートさせました。

自己紹介の際には、幼稚園の先生方から「先生」と紹介され、生徒たちは少し照れくさそうにしていましたが、園児にとっては立派な「先生」です。
そのことを自覚しながら、実習に臨む必要があります。

教室で挨拶をした後は、園庭での外遊びの時間です。外に出るとすぐに、園児たちは追いかけっこや山登りを始め、元気いっぱいに走り回っていました。
比治山大学短期大学付属幼稚園は自然に恵まれた環境にあり、園児たちはのびのびと楽しそうに遊んでいました。 生徒たちは園児の元気に圧倒されながらも、約40分間一緒に全力で遊びました。

最後には、園児たちから「ありがとう」と感謝の言葉をもらい、笑顔でお別れをしました。生徒たちは暑さの中で走り回って少し疲れた様子もありましたが、園児のかわいらしさに心を打たれ、貴重な体験となったようでした。

そして保育体験の後は、比治山大学短期大学の造形表現の模擬授業を受けさせていただきました。先ほど分かれた4グループで新聞紙を使ってタワーを作る授業です。新聞紙を丸めて細い棒状にしたものをいくつも作り、いよいよタワーにしていきます。

グループごとでタワーの作り方は様々。相談をしながら、組み立てていきます。

出来上がったタワーはこちら。ほとんどのグループが天井まで届く高いタワーを完成させていました。

その後、食堂を利用させていただいて昼食をとり、午後は大学の説明と見学をさせていただきました。大学ならではの施設やピアノの練習室等も見せていただき、感激していました。

生徒たちの感想からは、子どもたちのパワーに対応するためには、十分な体力が必要であることを実感した様子がうかがえました。また、けがや事故を防ぐためには、常に周囲に目を配り、さまざまなことに気を配らなければならないという気づきもありました。同時にそれらを日々実践している幼稚園の先生方に対して、尊敬の気持ちを抱いたという声も聞かれました。さらに、生徒たちは園児一人ひとりが好む遊びが異なることに気づき、その個性を尊重することの大切さを学んだようです。

子どもに関わる仕事への憧れを強くすると同時に、その大変さと必要な力を意識できた貴重な経験となったと思います。
比治山大学短期学付属幼稚園の先生方、また比治山大学短期大学の方々、この度はこのような機会をいただき本当にありがとうございました。