
本年度のPTA文化講演会では、落語家であり、執筆や俳優業でもご活躍されている立川談慶さんをお招きし、「落語から学ぶコミュニケーション」という演題でお話しいただきました。
落語には、他人の視点に立ち、物事を客観的に捉えるということを楽しむ演目があります。必ずしも自分の見方が正しいとは限らず、立場を変えてみることでこれまで当たり前だと思っていた事柄がまったく違って見えることがある-この“視点のギャップ”から生まれる笑いが数多く存在します。 談慶さんからは、人と人とのコミュニケーションの面白さ・難しさについて、 小話や具体例を交えながら大変分かりやすく楽しくご講演いただきました。

最後に古典落語「転失気(てんしき)」の演目を通して、同じ物事でも視点が変われば見え方が異なるというテーマを、笑いとともに実感させていただきました。
立川談慶さん、ありがとうございました。






