山陽高等学校では、文部科学省「DXハイスクール」事業の一環として、広島工業大学との連携による生成AIに関する特別授業を実施しています。
この授業は全4回のプログラムとして企画されており、先日その第2回目が本校で行われました。
今回のテーマは、画像生成AIの活用です。生徒たちはまず、各自で「新しいゲームの世界」をイメージし、AIに対してプロンプト(命令文)を入力することで、ゲームのタイトルや世界観を反映したオリジナルの画像を生成しました。生成された画像は、AIとの対話を通じて想像力を形にしていく体験となり、生徒たちの創造力を大いに刺激していました。
さらに後半では、前回の授業で生徒自身が生成AIを用いて作成した短編小説のストーリーをもとに、AIで画像を生成し、絵本として仕上げる活動に取り組みました。AIによって生成された画像には文字情報も組み込まれ、まるで出版物のような完成度の高い作品が次々に生まれました。
生徒たちは、自分のアイデアがAIによって視覚的に展開されていくことに驚きと喜びを感じており、生成AIを「表現のパートナー」として活用する意義を実感している様子でした。
次回以降の授業では、さらなるAIツールの活用や作品制作に挑戦していく予定です。今後も、生徒たちの創造力を引き出す取り組みにご注目ください。