山陽高校では、DXハイスクール連携事業の一環として、広島工業大学の教員をお招きし、生成AIに関する特別授業を行いました。本授業は全4回にわたって実施され、その第1回目が先日、本校の授業で行われました。

普段は多くの大学生を対象に講義をされている先生に、少人数で丁寧にご指導いただき、生徒にとっては非常に贅沢で貴重な学びの機会となりました。
第1回目の授業では、「人工知能(AI)の仕組みを理解すること」をテーマに、AIとは何か、機械学習や深層学習の基本的な仕組みについて分かりやすく教えていただきました。その後、実際に生成AIを使って短編小説の作成に挑戦。生徒たちは、プロンプト(AIに与える指示)を工夫しながら試行錯誤を重ね、グループごとに納得のいく作品を仕上げていきました。
完成した作品は、クラス全体で朗読会を実施。AIが生成した文章に生徒自身が感情を込めて読み上げる姿は、非常に印象的で、AIと人間の新しい関わり方を考えさせられる貴重な時間となりました。
今後の授業も、さらに深い内容に進んでいく予定です。これからの時代を生きる生徒たちにとって、AIとの関わり方を主体的に学ぶこの授業が、大きな成長の一助となることを期待しています。