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和太鼓部ポルトガル遠征 最終日

いよいよ本日はポルトガル最終日。旧市街の大聖堂での式典に出席した後、新市街をパレードしてメインステージで演奏、クロージングセレモニーが終わったら帰国の準備と、午後から予定はびっしり。午前中はゆっくり体を休めて最後の自由時間を取ります。ほとんどの部員はやはり寝不足でみんな宿舎で眠っていました。午後になって9日間過ごした宿舎の前で集合写真を撮って出発。

式典が行われるカトリック教会の大聖堂は13世紀に聖母マリアに捧げるために建てられたもので、金で装飾された祭壇や聖堂内の装飾品も非常に凝っていて芸術的にも見ごたえがあり感動的でした。ポルトガルといえばファティマの聖母が有名ですが、ヨーロッパの教会はどこも趣があり美しいです。そんな大聖堂で各チームがスピーチの後にそれぞれの国の歌を披露しました。

私たちは広島が原爆で廃墟となった町から平和都市として復興したこと、ファロのフェスティバルで国の垣根を超えて理解しあうことが世界平和につながること、東日本大震災で被災した子供たちの友達を想う言葉で作曲された「群青」をスピーチの後、愛をこめてアカペラで歌いました。部員の真剣で気持ちのこもった歌声が大聖堂の大きな教会に響き渡り大きな拍手を頂きました。

夕食後再び新市街をメインステージまでパレード。街中での演奏は観客との距離も近く、部員も海外ならではの経験をとても楽しんでおり、笑顔がはじけています。約15分でメインステージにたどり着き、部員の表情も晴れやかです。

いよいよ山陽太鼓の出番が近づき、みんなも最後の演奏に向けて気持ちが高まってゆき、演奏前に自然とみんなで心を合わせて「山陽!弾!弾!」と鬨の声(ときのこえ)があがりました。

最後の演奏が始まりました。みんなメインステージでの演奏を楽しんでいるのが表情から伝わってきます。海外遠征は演奏はもちろんですが、他チームとの交流、環境も文化も習慣も違う中での集団生活から学ぶことがたくさんあります。短い期間ですが、部員は多くのことを体験し、他チームとの交流から言葉を超えて芽生えた友情を手に、忘れることのできないたくさんの貴重な思い出ができました。これらの経験をこれからの生活や演奏に部員がどうやって生かしていくのか楽しみです。

閉会式の様子です。https://youtu.be/IblIcqwn29Y (2時間46分位から演奏)

演奏終了後メインステージでお世話になったガイドのラファエラさん、ステファニーさん、ロドリーゴさんとともに。

閉会式終了後宿舎に戻り、朝6時30分にはバスが迎えに来るので、急いで帰国の準備に取り掛かりました。他チームと最後のお別れをし、9日間過ごした部屋を後に、最初から最後まで日本チームをお世話してくださったガイドのみなさんにお礼を言い、寄せ書きの絵葉書を渡しファロの町を後にしました。

空港に早めにつきましたが、チェックインカウンターでの手続きに時間がかかり、あっという間にフライトの時間に。空港までついてきてくれたステファニーさんとロドリーゴさんにお別れのハグをかわし、搭乗ゲートへ。
最後に一つ、リスボン空港とエミレーツ航空の間での行き違いなのか、あらかじめ荷物リストを送っていたにもかかわらず現地で4尺太鼓の革がサイズオーバーで受け付けられないというトラブル発生。様々な運送パターンを考えたものの搭乗ゲート締め切り時間が近づいたため残念ながら置いていくことに。置き去りになった4尺太鼓のケースに後ろ髪をひかれながらも急いで搭乗口に向かいました。

往路と逆にドバイまで8時間、2時間の乗り継ぎ待機ののち、1時間遅れでドバイ空港を離陸。関西国際空港に27日18時10分に無事到着することができました。
ずっとWFFMスタッフ兼通訳として私たちに同行してくださったゆっこさん。通訳も含めサポートしてくださったまりえさん。様々な旅の手配をしてくださった山下さん。マイクロバスとトラックを山陽高校から関空まで運転してくださった猪野先生、引率と通訳をしてくださった藤井先生、大変お世話になりました。そしてこのたびの海外遠征にご理解くださり、部員の参加を承諾し経済的な負担をしてくださった保護者の皆様。和太鼓部の活動にご理解いただき、応援してくださった教職員の皆様、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。