第3回オープンキャンパスのお申し込み受付中です →詳しくはこちら

第43回全国高等学校囲碁選手権大会 広島県大会

2019年6月22・23日に行われた日本棋院主催の第43回全国高等学校囲碁選手権広島県大会に囲碁部が出場、大会結果をご報告致します。

団体戦では大将に1年石澤朋仁くん、副将に3年井澤亮太朗くん、三将に1年高内悟くんが出場、2勝1敗で2位の好成績を修めました。

左から 石澤(大将) 井澤(副将) 高内(三将)
~囲碁団体戦では強い順に大将、副将、三将となります~

団体戦では優勝校の広島学院高等学校に1勝2敗で負け越しとなりましたが、3年生副将の井澤は前大会でみせた不屈の精神と冷静な読みとで副将対局全勝を勝ち取りました。

井澤は第41回広島県高等学校囲碁選手権大会広島県大会で個人戦において3勝1敗、同率2位(段位の差で3位)となりました。続く中国大会では、連敗で始まった対局で投了しそうになる気持ちを抑えながら諦めずに打ち続けた結果、3勝2敗で15位になりました。

少人数だった囲碁部・将棋部で黙々と囲碁板に向かい、棋譜を並べていた井澤の姿は今、本校の後輩達に受け継がれています。井澤はその気力と粘り強さの背景にあるものを「誰よりも練習を積み重ねてきたからです。」と語りました。

左側 井澤  右側 高内

個人戦では本校エースの石澤が安定した強さを発揮して2勝2敗で3位に入賞しました。本大会1局目から井澤×石澤と山陽生同士の対局となり、同志といえどもここではライバル。個人戦とはいえ、勝負の世界は厳しいのです。

また、囲碁暦1ヶ月の高内も個人戦で初の1勝をあげる事が出来ました。着手の幅が無限大で宇宙の様な広さのある囲碁ですが、先輩達の手ほどきを受けながら本大会へと挑みました。

<谷本先生より~対局を振り返って~>

観戦記者という職業があります。
全国高等学校囲碁選手権大会 広島県大会の感想は正に観戦記者の目で様子を報告します。

緊張の中、全国大会の切符を掴むための団体戦が開始された。


右側手前から 高内(三将)・井澤(副将)・石澤(大将)

鍵を握る広島学院との団体戦、その中でも大将戦は正に紙一重の戦いであった。
押されぎみの中盤、大石の攻め合いに持っていく勝負手を放った石澤。戦場は左下隅から中原、更には右上隅まで広がった。手筋の応酬が続き、息もつけない攻め合いは惜しくも石澤の一手負けで幕を閉じた。
相手の大将も最強手を繰り出し、見事な棋譜が出来上がった。
囲碁は勝負事、しかし、同時に芸でもあると改めて感じさせられる一局であった。

石澤(手前):白番

副将の井澤も素晴らしかった。今回が高校生最後の大きな試合であった彼は、守りに入らず持ち味の攻めの碁を見せてくれた。

中盤 井澤(手前):黒番

終盤

三将の高内は石を持ったのも囲碁を始めたのも入学後という状況で勇気を持って戦った。団体戦で山陽高校が参加できたのは彼の勇気だ。これから伸び代いっぱいの高内の碁、これからが楽しみだ。

伸び盛りの眩しい高校生の対局を当事者の監督として、見守ることができた。これからもライブを目の当たりにして、感動を共有したい。まさにヒカルの碁であった。

心を震わす囲碁ストーリー:「ヒカルの碁」から「星空のカラス」へ

団体戦第2位の表彰の瞬間(井澤)、個人戦第3位の表彰を待つ(石澤)

顧問の谷本先生と

担任の増野先生も駆けつけてくれました!

手のない地中に手をつけられることほど腹立たしいことはない。また、手のある相手の地中に手をつけられないのも悲しいことだ。

基本死活事典 日本棋院発行

30年ぶりの発行です。初心者は、まずこれからチャレンジ!です。