
10月19日(月)、1・2年生の特進フロンティアコース・特進コース・選抜コースの生徒を対象に、県立広島大学の先生方による模擬講義を実施しました。本校で県立広島大学の模擬講義を実施するのは今回が初めてです。
当日は、5つの講義が行われ、生徒たちは大学で実際に学ぶ内容に触れました。「日本語を科学する」では、言葉の意味が辞書に書かれている内容だけで決まるのではなく、時代や文脈によって変化することを学び、広島方言・関西方言・共通語における数字の発音の違いや、発音するときの音の妨害位置と50音順の仕組みなどを通して、日本語を科学的に捉える面白さを実感しました。「看護入門」では、ナイチンゲールの活動や看護の役割について学び、養護教諭についても、けがの応急処置だけでなく、メンタルケアや環境整備など、幅広い役割を担っていることを知りました。「語源を使って単語力アップ」では、接頭辞・語幹・接尾辞に注目することで、知らない英単語の意味を推測する方法を学び、単語をただ暗記するのではなく、その成り立ちを理解することで、専門的な医療英語などにも応用できることを学びました。「やさしく分かるもうけの仕組み」では、ハンバーガーを題材としたグループワークに取り組み、原価や需要、天候、販売期間など、さまざまな条件を考えながら利益を出すことの難しさを体験し、経営における判断や戦略の重要性を学びました。「統計学入門」では、標本調査による効率的なデータ収集の仕組みや、グラフ・位置情報などを活用したデータ分析について学び、データのばらつきや情報の価値についても考え、数字を正しく読み取り、根拠をもって判断することの大切さを学びました。
講義後の生徒からは、「普段とは違う視点から物事を見ることができた」「大学での学びを具体的にイメージできた」といった感想が寄せられました。一方で、今回の講義を通して、自分自身の課題に気づいた生徒も多くいました。物事をさまざまな角度から考え、情報を深く追究・分析する力や、データやグラフから正しく判断する力、言葉の意味を鵜呑みにせず考える姿勢、語彙力・英語力など、これから身につけていきたい力について振り返る機会となりました。
さらに、専門的な知識だけでなく、自己管理能力や先を見通して行動する力、将来に向けて学び続ける意欲や基礎学力の大切さについても考えることができました。
今回の模擬講義を通して、生徒たちは大学での学びの奥深さや楽しさに触れるとともに、自分自身の課題やこれから身につけていきたい力について考える貴重な機会となりました。県立広島大学の先生方には、ご多用の中、貴重な学びの機会をご提供いただき、心より感謝申し上げます。今回の学びを今後の学習や進路選択に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。







