機械仕上げ実習室
3号館の1階には、機械科の各種実習室が並んでいます。こちらは機械仕上げ実習室です。使い込まれ、風格も漂う巨大な旋盤やフライス盤がドーンと並んでいます。
高速で回転する旋盤装置は「山陽高校危険な物シリーズ No.1」と呼ばれています。それだけ授業は慎重に、緊張感をもって行われています。
これは山陽高校機械科自慢のマシニングセンタです。
立体の図形データをこの機械にに流し込むことで、立体物を自動的に削りだすことができる装置です。
こちらはNC旋盤です。NC旋盤もマシニングセンタと同じように、データを入力することで自動的に旋盤作業を行うことができる装置ですが、こちらは複雑な形の立体を作るものではなく回転する素材を削る装置です。
素人が見ると何の機械なのだかさっぱりわかりませんが、あちらこちらについた一つ一つのハンドルにそれぞれ意味があるのかと思うと、それだけで男心をくすぐる機械ですね。
旋盤による生徒作品です。
このくらいの作品がきちんと作れると、旋盤2級の資格が得られるようです。
手仕上げ実習室
主に手作業で金属作品を仕上げる実習室です。
4サイクルエンジンの動作を学習する模型も置いてあります。機械科ならではですね。
木工室
中学校の技術教室にも似た感じの木工教室です。椅子や棚などを木工で制作する実習室です。
手前にあるのが「山陽高校危険な物シリーズ No.2」として有名な丸刃のこぎりです。取り扱う際には慎重に冷静に作業する必要があります。
木工用具がきちんと整理されています。作業は5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)が基本です。
原動機実習室
原動機(エンジン)の分解・整備・組み立てを行う部屋です。こちらも一見殺風景に見えるくらい道具が整理・整頓されていました。
奥の棚に並んでいた、分解された4サイクルエンジンです。バラバラにしてみることで、エンジンの構造を内部から具体的に理解することができます。
溶接室
「山陽高校危険なものシリーズ No.3」のアセチレンガスボンベが並ぶ溶接室です。その名の通り、金属の溶接について学習します。奥にある黄色いホースは、溶接時に出るガスを排気するためのダクトです。
床に実習で使った金属片が並んでいます。
溶接室の木製の作業台は、数えきれないほどの傷でいっぱいですが、この傷ひとつひとつに山陽高校の歴史が刻みつけられています。
計測実習室
チップにプログラムを書き込んで決められたコースをいかに早く走らせるかを競う、ロボットカ―競技に使うプログラムを作成する部屋だと思います。
電子実習室
こちらはポケコン(ポケットコンピュータ)を使って様々な実験やプログラムを学習する部屋です。
机の黒いビニールテープは生徒のいたずらかと思ったら、これは光センサで黒いテープを読み取ってその上を走る車を走らせるためのラインなのだそうです。動作プログラムをポケコンに入力して、このポケコンをセンサーやタイヤのついた台車に載せて走らせます。
教室の中には電子基盤や工具やコンピュータが置いてありました。
手作業の道具とコンピュータが混在しているあたりが、機械科らしい特徴のひとつだと思います。
物理教室
上下にスライドする黒板など、昭和レトロ感たっぷりの物理教室。机や椅子の形も大変シンプルで、古めかしさとストイックさがミックスされた不思議な空気ができあがっています。あなたも足を踏み入れたとたん、ハっとするものがあるはず。